伊豆高原の別荘

敷地は別荘地伊豆高原の中腹にある。自然がそのまま剥き出しになったような複雑な地で、敷地中央には高低差1.5mほどの斜面があったので、この高低差を活かすことを考えた。最終的に円形の屋根を斜面にそっと置いたような形とした。床は元々あった地面の勾配に沿って、いくつかの段差に分け、段差ごとにキッチン／ダイニング／リビング／ベッドルーム／バスルームと部屋を配置している。施主がドッグランのスペースを希望していたので、建物中央には中庭を設け、どの部屋にいても中庭で遊ぶペットたちを見守りながら余暇を過ごせるように設計した。