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恵比寿の商業ビル

敷地は恵比寿駅近くの繁華街にある。施主によれば、立地は良いものの、敷地形状が歪な形をしていたため整形の建物が建てられずどうすれば良いか悩んでいる、とのことであった。設計はこの歪な形状をうまく活かせないかというところから始まった。色々な形を検討する中で、歪な形状をもっと複雑にして建築化することを思いつき、各階形状を少しずつズラしていきながら積み上げていく形とした。各階の形状のずれは、軒裏空間とバルコニー空間を生み出しており、建物の前を通り過ぎる人々は木板で仕上げられた軒裏を見上げて立ち止まったりする。

​✳︎前職担当作
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